皆さん月々の携帯代って幾らくらいかかってますか?毎月1万円以上にはなりますよね?
アメリカの格安携帯プランを調べてみたところ、"大手に比べたら安い"ではなくて"その日のランチ代より安い”というレベルに達していたことに最近気が付きました。アメリカではこういう通信会社はMVNO(Mobile Virtual Network Operator モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター) と呼ばれていて、要は自社で通信回線設備を持たずに大手通信サービス会社のネットワークを使って通信サービスを提供している会社を指します。よって電波の状態もむしろ悪くない、といったレビューもあるのです。
この記事では月$10以下のアメリカの格安携帯プランとそれを提供するMVNOを紹介します。電波の状態は実際どうなのかも調べてみました。
月10ドル以下のアメリカ格安携帯プラン

アメリカの格安携帯プランを提供している会社(MVNO)は複数ありますが、今日は下記の会社の携帯プランを紹介します。
月$10以下の格安携帯プランを提供している会社
- Tello(テロー)
- RedPocket(レッドポケット)
- US Mobile(ユーエスモバイル)
- Gen Mobile (ジェン モバイル)
- Ting(ティング)
では順番に見て行きますね。
月10ドル以下のアメリカ格安携帯プラン紹介

Tello(テロー)
通話・テキスト無制限+データ1Gで月$10のプランを提供しています。データが500MBでいい人や通話が必要ない人はこれよりさらにお安くなります。ウェブサイトからカスタマイズ・値段の確認が可能ですので是非試してみてください。
GSM方式対応の携帯のみ持ち込み可となっていますので日本の携帯は持ち込めませんが、Telloで比較的安価($64~)に少し古い型の携帯になりますが購入できます。
2020年のT-MobileによるSprintの吸収合併により、それまでSprintのネットワークを使用していたTelloは2021年現在、T-Mobileのネットワークで4G LTE・5Gのサービスを提供開始しています。値段は据え置きのまま、より速く安定したデータ通信が期待できます。
レビュー集積サイトReviews.orgによると電波の状態は大手に比べると(Verizonなど大手1位)やはり劣るとされていますが、総合で5つ星のうち3.5は獲得しています。

電波の状態が心配な場合は、Telloのウェブサイトから住所を入力してそのエリアの電波受信状況を事前に確認できます。

ポイント
$10以下で色々カスタマイズできて、更に安くなる可能性あり!
電波の入りは格安なのでそれなりか。
RedPocket(レッドポケット)
通話500分、500テキストメッセージ+500MBのデータで月$10のプランを提供しています。
レッドポケットの特徴は大手3社すべてのネットワーク(Verizon、AT&T、T-Mobile)を使って運営している点であり、対応している方式もGSMA, GSMT, CDMA, CDMASの4種。それぞれカバーしている通信サービスエリアが違います。
実はこの$10のプランよりもさらにお得価格で1Gのデータが付いてくるウェブサイトには載っていないサービスがあるらしいです。レッドポケットSIMプランといって、SIMロック解除された携帯電話であれば利用可能とのこと。詳しくはアメリカ生活羅針盤さんのブログをご覧ください。
レビューサイトによれば電波の入りは問題ないようです。

ポイント
MVNOでも電波はばっちり。格安SIMプランもチェックしよう。
US Mobile (ユーエス モバイル)
ウェブページから通話、テキスト、データの使用量を選んで自分好みにカスタマイズできます。
例えば通話もテキストもそこそこ使ってデータはメールチェックくらい、という場合ですと;

これで$9.5です。かなり細かく設定ができます。
T-Mobile(GSM)とVerizon(CDMA)のネットワークを使用しているので電波の入りは問題ないようです。

0.5ポイント差で堂々の1位!笑 というのも、ファミリープランで複数回線にした場合、通話・テキスト・データ全て無制限でかなりお得な価格設定の上にネットフリックス、ディズニープラス、HBO MAX等内からサブスクリプション無料で一つ選べるという大手通信サービス会社並みのサービスを提供しているんです。下の赤枠内、ご確認ください。

これにはレビューする人もUS Mobile使ってみたくなっちゃいますよね。
私は・・使ってみたくなりました!笑
ポイント
細かくお安く、自分の使用量に合わせて設定できる。ファミリープラン複数回線は人気の特典つき!
Gen Mobile(ジェン モバイル)
通話・テキスト無制限+データ1Gで月$10のプランを提供しています。
MVNOには珍しく代理店がアメリカ主要都市にあるので、オンラインで契約等すべてやるのが不安な方はカスタマーサポートの面では利用してみてもいいかもしれませんね。

ネットワークはT-Mobile(GSM)と2020年にそれに吸収合併されたSprintのCDMAを運用しているようです。
国際電話の無制限プラン($15~)が充実しているのも特徴。
ポイント
1Gのデータ付きで月$10はお得。代理店が近くにあれば利用してもいいかも。
Ting(ティング)
通話・テキスト無制限、データ無しで月$10のプランを提供しています。データを使用する場合は1G毎に$5づつ加算されていくので注意が必要。
うっかりしてるとデータ無制限プランにしていたほうが安かった・・なんてことに。
電波はT-Mobile(GSM)とVerizon(CDMA)のネットワークを使用しているので問題ないとのレビュー。

MVNOの中でも小さい会社ですが、ウェブページがすっきりしすぎていてやや情報不足か?カスタマーサービスが見つけにくいと思いました。
ポイント
MVNOの中でもあまり主流ではない。星3つ。
まとめ
格安プランはあまりデータを使わない人には適したオプションではないでしょうか。家にいることが多いのでほぼWifiしか使わない人など。
メールチェックや検索に使うくらいであれば1Gのデータでも十分ですよ。ミーはたまに携帯でYoutubeを見たりSpotifyで音楽聞いたりしていますがそれでも月2Gで足りてます。
上記5社だと私のおススメはUS Mobileです!
あとは個人の使い方次第ですね。通話がそんなに必要ない人、データはそこまで必要ない人。
自分の月ごとの大体の使用量を明確にして、自分に合うアメリカ格安携帯プランを探してみては如何でしょうか?
ではまた明日。リトル・ミーでした。