アメリカから日本に本帰国の際、家具や家電の処分って時間もエネルギ-もかかるし厄介ですよね。。特に大型家具や家電の処分。こまごました衣類や小型の電化製品ならまだ売りやすいし寄付もしやすい。大型家具やマットレスはそもそも難しかったのに、コロナが始まってからグッドウィルその他の大手非営利団体寄付センターが大型家具の引き取りサービスを一時的に停止した(州による)ので、さらに難しくなったように感じます。
この記事ではアメリカでの大型家具・家電の処分にお困りの方に向けて、売る場合、寄付する場合、廃棄業者に頼む場合に分けて処分方法を考えてみました。
- アメリカでの大型家具・家電の処分方法 売る・寄付・業者
- 【売る場合】アメリカでの大型家具・家電の処分方法
- びびなび(Vivid Navigation)
- Craigslist (クレイグスリスト)
- 【寄付する場合】アメリカでの大型家具・家電の処分方法
- Goodwill(グッドウィル)
- The Salvation Army(サルベーション・アーミー)
- Furniture Bank Network(ファーニチャー・バンク・ネットワーク)
- PickUpMyDonaiton.com(ピックアップマイドネーション・ドットコム)
- 【業者に依頼する場合】アメリカでの大型家具・家電の処分方法
- 寄付した場合はアメリカの確定申告で控除も可能
- まとめ
アメリカでの大型家具・家電の処分方法 売る・寄付・業者

アメリカでの大型家具・家電の処分方法として、①売る②寄付する③業者に処分してもらう、の3オプションでまとめてみました。
①売る
- びびなび (Vivid Navigation)
- Craigslist (クレイグスリスト)
②寄付する
- Goodwill (グッドウィル)
- The Salvation Army(サルベーション・アーミー)
- Furniture Bank Network(ファーニチャー・バンク・ネットワーク)
- PickUpMyDonaiton.com(ピックアップマイド-ネーション・ドットコム)
③業者に依頼
- 居住エリアの廃棄業者を検索
では順番に見て行きましょう。
【売る場合】アメリカでの大型家具・家電の処分方法

アメリカで個人的に中古品を売る場合にびびなびやクレイグスリストは便利ですね。
Facebookでも個人売買ができますし、もっとアナログに大学の掲示板に宣伝を張り付けておくという方法もあります。
日本人の多いエリアであれば日系スーパーの掲示板も結構便利ですよ。
びびなび(Vivid Navigation)
現在アメリカの30都市以上にサービスを広げたびびなび。お住まいのエリアが日本人の多いエリアであればびびなびの「個人売買」のサービスを使って家具・家電を売ったり、駐在予定の方と連絡を取ってまとめて家具・家電類を引き取ってもらうこともできますね。
「個人売買」に広告を掲載するのは無料。事前に登録して自分のアカウントを作成する必要があります。
見知らぬ人とやり取りする上での安全面において、相手が日本人であれば一番安心ですよね。
アメリカで大型家具・家電をネットを通して買い手を見つける場合、ピックアップオンリー(トラックなど手配して引き取りに来てくれる人のみ)で宣伝する場合が多いので、家に人をあげる場合は十分に気を付けましょう。
Craigslist (クレイグスリスト)
クレイグスリストの自分の住んでいるエリアの「For Sale」の項目に無料で写真付きで投稿できます。最初に登録をして自分のアカウントを作成する必要があります。

冷蔵庫や洗濯機・乾燥機などの大きな家電はappliances、大きな家具はfurniture、その他掃除機などの小さ目の家電はhouseholdに投稿しましょう。
freeの項目はもうどうしても売れないのでただでもいいから引き取ってもらいたいものが投稿されていて、マットレスは多いようです。
繰り返しになりますが、ピックアップオンリーで大きな家具・家電を売る場合は家に人をあげることになりますので十分に気を付けましょう。
引取日直前に知人に手伝ってもらって庭に出しておくなど工夫すると良いですね。
【寄付する場合】アメリカでの大型家具・家電の処分方法

アメリカには非営利団体の運営する寄付センターが多数ありますので、その中でも大型家具・家電を取り扱っている団体をリストアップしてみました。
Goodwill(グッドウィル)
寄付品のピックアップサービスを無料提供しており、電話で予約を入れるとトラックで家具や家電の引き取りに来てくれます。
自分が住んでいるエリアのグッドウィルに電話して大型家具家電の無料引き取りサービスを現在提供しているかどうか聞きましょう。
コロナの影響で州によっては引き取りサービス自体が停止しているエリアもあるようです。
ドロップオフ(自分で運んで持ち込む場合)でも引き取ってもらえるかエリアや店舗によって異なるので、事前に確認しましょう。
The Salvation Army(サルベーション・アーミー)
サルベーション・アーミーも寄付品のピックアップサービスを無料提供しており、電話で予約を入れるとトラックで家具や家電の引き取りに来てくれます。
上記リンクから住んでいるエリアの郵便番号を入力して、自分の居住エリアでピックアップサービスを現在提供しているどうか確認しましょう。コロナの影響で今は無料引き取りサービスをやっていないエリアもあるようです。
引き取りサービスをやっているエリアであれば、オンライン上で寄付するアイテムを入力して引き取り日を設定できます。
寄付できるアイテムはソファー、冷蔵庫、マットレス、エアコン、ピアノなどの大きな楽器、水槽、バーベキューセットなど多岐に渡ります。
自分で持ち込みの場合も、そのアイテムが引き取ってもらえるかどうか事前に確認しましょう。
Furniture Bank Network(ファーニチャー・バンク・ネットワーク)
ファーニチャーバンク・ネットワークの支店マップ上の自分の居住州にある支店をクリックして、寄付したいアイテムを受け付けているかどうか確認しましょう。
無料の引き取りサービスも提供しています。
この団体は寄付された家具をホームレスの家族などが普通の生活に戻れるよう支援する目的で無償で提供しています。
家具の他にも家電や衣類、食器などの寄付を募っています。
PickUpMyDonaiton.com(ピックアップマイドネーション・ドットコム)
ピックアップマイドネーション・ドットコム自体は寄付センターではなく、家具家電を寄付したい人のためにそのエリアの寄付を受け付けている団体を探してマッチングしてくれるサービスになります。
無料の引き取りサービスを見つけるのが難しい場合、上のリンクから自分の居住エリアの郵便番号を入力すると、有料にはなりますがそのエリアの寄付センターの引き取りサービスの査定を受けることができます。
大型家具・家電にも対応していますが、状態がよく売却可能なものに限るようです。
【業者に依頼する場合】アメリカでの大型家具・家電の処分方法

廃棄業者に支払って処分するしかないケース。
居住州によって大分値段が異なるかとは思いますが、マットレスを引き取ってもらう場合で$40 ~100ほどかかるようです。
Junk pick-up やMattress disposal, Furniture removalなどのキーワードで検索すると居住エリアの業者が見つかります。
家電は問題なく機能しているのであれば、引き取りサービスが有料でも寄付センターを見つけて寄付したいところですね。
寄付した場合はアメリカの確定申告で控除も可能

寄付した際にはレシートをもらうのを忘れないようにしましょう。
大抵の大手の寄付センターでは寄付する際に「レシートは要りますか?」と聞いてくれます。
レシートには何を寄付したかと、寄付を受け取った店員さんのサインが入りますが値段は記載されません。
アメリカの確定申告で所得から控除する際には、オリジナルの購入価格、使用年数やコンディションから妥当と思われる額を自己申告する形になります。
サルベーション・アーミーのウェブサイトにDonation Value Guideとしてアイテム別に大体の価値の目安がリストアップされていますので参考になるかと思います。
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まとめ
大型家具や家電はトラックでも借りない限り動かせないので、売れない場合はタダでもいいので無料の引き取りサービスを見つけたいですよね。
無料ピックアップという点で言えばグッドウィルかサルベーション・アーミーが確実なところですが、この二大勢力がコロナで州によってはピックアップをやっていないとなると・・
廃棄業者がウハウハではないでしょうか。もちろんアイテムにもよりますが。
あなたのアメリカでの断捨離・引っ越しがスムーズに進みますように。リトル・ミーでした。